

コラム2020年6月18日

顎関節症は、噛み合わせやストレス、歯ぎしりなどが原因ではないかと指摘されてきました。これまでの研究の結果、顎関節症の症状を1つの原因で説明することは難しいことがわかっています。
顎関節症は、口を開けようとするとあごが痛い、音がする、口が開けにくいというような不快な症状や不自由さに悩まれているという症状などが挙げられます。
引き起こす原因にはさまざまなものがあり、患者さんによってそれらの組み合わせが異なるのではないかと考えられるようになったのです。
一人一人の患者さんでどのような因子がどの程度関係しているかが異なります。例えば、歯ぎしりや食いしばり、頬杖、うつ伏せ寝、不良姿勢、社会活動や人間関係などの精神的な問題などといくつもの因子が積み重なって組み合わされて、顎関節症の症状をきたします。
生活習慣や食生活、かみ合わせや姿勢など、顎だけでなく体全体を見直すことが必要なことがあります。
次回は、顎関節症になりやすい生活習慣についてお話ししていきたいと思います。
歯科用CT、ZEISE製マイクロスコープ完備で、正確な診断、精密治療、わかりやすい説明
市ヶ谷駅からすぐ、四ツ谷駅からもアクセス可能なおざわ歯科医院
関連記事