コラム2021年10月12日
舌苔ができる原因はさまざまあります。
・口腔内清掃不良
歯磨きの回数が少ない、磨き残しがあるなど十分なオーラルケアができていないと、口の中で細菌が増殖するため舌苔の原因になります。
・口呼吸
口呼吸は口を開けたまま呼吸をするため口の中で唾液が循環せず乾燥状態になります。舌表面の汚れが停滞するため舌苔の原因になります。口呼吸を続けていると、付着した舌苔が乾き、余計に落ちにくくなります。
・唾液が少ない
唾液には、細菌や食べかすを洗い流す作用や、殺菌作用があります。唾液の量が少ない場合、舌の上の汚れが中々落ちず、舌苔の原因になります。唾液の量は、加齢に伴って少なくなったり、口をあまり動かさないと少なくなったりします。
・舌の形、位置
舌の形状は人それぞれ違います。
舌の表面の凹凸が大きい人も、溝が深くなるため汚れが溜まりやすく舌苔がつきやすいです。
唾液の分泌は自律神経に支配されているので、ストレスを感じると交感神経が優位になり唾液の分泌が抑制されます。そのため舌苔ができる原因になります。その他、風邪や睡眠不足などでの免疫力の低下、自律神経の乱れがあった時などにも舌苔の量が増えたりします。
次回は、対処方法についてお話ししたいと思います。
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