お知らせ・コラム

舌癖

舌癖(ぜつへき)とは、日常生活の中で、気づかないうちに歯の間から舌が出ていたり、舌を歯に押し付けているような動きをすることを指します。

突出癖とは舌を無意識のうちに、飲み込む時や発音時に前方に突出させる習癖です。舌が前歯を押すことにより、上顎前突(出っ歯)や交叉咬合(不正に交叉したかみ合わせ)、開口(奥歯でかんだ時、前歯に隙間が開いている状態)の原因になります。

また、しゃべる時もそのすき間に舌が入るため、サ行、タ行、ナ行などが舌たらずな発音になることもあります。

「低位舌」とは、舌が正常な位置よりも低い位置にある状態のことをいい、舌の側面にはびらびらの歯型の跡などか見られるのが特徴です。舌が下がると気道が狭くなり、イビキをかきやすくなったりします。

またお子様が「いつも口をポカンとあいている」「声が小さい」「滑舌が悪い」「クチャクチャ音をたてて食べる」等の状態が目立つ場合は「低位舌」の可能性が考えられます。

上顎の成長を促す舌が下顎にあるため上顎の狭窄歯列による叢生(ガチャガチャの歯並び)や、また舌が下顎を押すためすきっ歯や反対咬合(受け口)の原因となります。

正しい舌の位置を身に付けることで舌癖が治るだけでなく、歯並びやお口周りの機能改善にもつながります。少し舌の位置を意識して生活してみましょう。

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