

コラム2023年1月23日
歯と歯の間や歯と歯肉のすき間にたまった歯垢や歯石が原因で歯肉炎は起こります。歯肉炎は、歯肉が炎症を起こして、赤くはれたり、出血したりする状態です。
健康な歯肉は、薄いピンク色、ひきしまって弾力がある、出血しない、腫れていない特徴があります。炎症をおこしてる歯肉は、暗赤色、腫れてブヨブヨしている、出血するなどの特徴となります。
歯肉炎の原因は、みがき残した歯垢です。歯垢の中の細菌の毒素や酵素が、歯を支える組織を刺激すると、歯肉が炎症を起こしてしまうのです。歯肉炎の段階なら、歯みがきをきちんと行うことで改善することができます。
しかし、さらに悪化して、歯周ポケットと呼ばれるみぞができたり、歯を支える骨まで溶けたりする「歯周炎」(歯槽膿漏)になると、元に戻すことはできません。歯肉に不調を感じたら、早めにケアすることが大切です。
歯肉炎を予防するには、毎日の歯みがきで、きちんと歯垢を落とすこと、歯肉をマッサージして血流を促すことが大切です。
ポイントは、歯と歯肉のさかいめに、ハブラシの毛先を軽く入れるような気持ちで、ななめに当てて、小刻みに動かすこと。こうすると、歯肉へのマッサージ効果もあります。
歯科用CT、ZEISE製マイクロスコープ完備で、正確な診断、精密治療、わかりやすい説明
市ヶ谷駅からすぐ、四ツ谷駅からもアクセス可能なおざわ歯科医院
関連記事