

コラム2023年2月8日
歯の表面や歯と歯の間、歯と歯肉の境目などをよく見ると、白いものがついていませんか。それが「歯垢」です。
歯の表面を指で触った時にネバネバしたものが付くことがありますが、このネバネバが歯垢のことで、別名「プラーク」とも呼ばれています。
食後およそ4~8時間ほどでこの歯垢が作られてしまうため、毎食後の歯みがきが大切です。
歯垢は細菌の塊で、1gあたり1000億個以上の細菌が詰まっていると言われています。
これを放っておくと菌の作った酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてむし歯を発生させてしまうことがあります。
歯垢は、ネバネバした物質と一緒に、歯に強固に付着しているため、水で口をゆすぐだけでは十分に取り除くことができません。ハブラシを使って、ていねいにみがくことが必要です。歯垢が落としきれず、蓄積すると、口臭やむし歯、歯周病などの原因となってしまいます。
次回は歯垢が残りやすい場所についてお話しします。
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