コラム2020年5月28日
歯ぎしりは、睡眠の妨げになるだけでなく、歯や顎などに悪影響を与えます。
歯ぎしりの原因は、ストレスや歯並びの乱れ、咬み合わせ不良などが要因と考えられています。
肉体的・精神的なストレスがたまると、歯ぎしりをすることによって発散していると言われています。
口腔内の悪習癖(ブラキシズム)は、大きく分けて3つの種類があります。
① グラインディング
上下の歯をギリギリと擦り合わせる習癖のことです。
② クレンチング
上下の歯を強く咬み合わせる習癖のことです。食いしばり・咬みしめはこれに該当します。
③ タッピング
上下の歯をカチカチと咬み合わせる習慣のことを言います。
また、眠っている時だけでなく、起きている時にも無意識で行っていることがあります。
パソコンや打ち合わせなどの気づいたら歯を食いしばっていたり、カチカチと歯を咬み合わせている事もあります。昼間でも歯の噛みしめに気付いたら、意識的に軽く口を開けるなどして、あごの緊張をゆるめるようにしましょう。
食事以外、リラックスしている時は唇がくっついている状態でかつ上下の歯が2~3ミリ開いている事が好ましいです。
次回は歯ぎしり、食いしばりがもたらす悪影響についてお話ししたいと思います。
歯科用CT、ZEISE製マイクロスコープ完備で、正確な診断、精密治療、わかりやすい説明
市ヶ谷駅からすぐ、四ツ谷駅からもアクセス可能なおざわ歯科医院
関連記事