

コラム2021年12月23日
皆さんは、お口の中が気持ち悪い、なんだかネバネバする時はありませんか?
今回は、お口の中のねばつきの原因についてお話しします。
一つ目の原因は、唾液の減少です。
唾液には、ネバネバした成分とサラサラした成分があります。
加齢とともに唾液が減少し、ネバついた唾液が口に残ることが多くなります。
朝起きたときネバつきを感じやすいのは、睡眠時は唾液の量が減り、お口の中が乾燥し、唾液のネバつき成分が口の中に多く残るためです。
また、サラサラした成分はリラックスしたときに分泌されやすく、反対にストレスが高まった状態ではネバネバした成分が増えてきます。そのため、ストレスの多い方や、お酒やタバコが多い方もお口の中がねばつきやすくなります。
もう一つは細菌です。
お口の中には歯周病菌やむし歯菌から、真菌とよばれるカビの菌までいろいろな細菌がいます。
虫歯菌として知られるミュータンス菌は、寝ている間、糖分をエサに大繁殖します。そのとき、エサにした糖分をグルカンという粘性物質に変え、結果として口のねばつきが生じます。
むし歯や歯周病の治療を放置しているとお口の環境が悪化し、ネバつきをより感じやすくなります。
次回は口のねばつきの予防方法についてお話しします。
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