

コラム2021年9月22日
今回は、乳歯が虫歯にならないためについてのお話をしたいと思います。
・だらだら食べない
砂糖をはじめとする糖質(ショ糖)は、虫歯の原因菌であるミュータンス菌が歯を溶かす酸を作るための材料です。
唾液は酸を中和し脱灰された歯を修復する、再石灰化という役割をします。
せっかく唾液が脱灰した歯を再石灰化しようとしているのに、だらだら食べているとまた脱灰が続いてしまいます。
おやつは毎日同じ時間に、決めた量だけ与えるようにしましょう。また、甘いものを食べたときには、必ず歯磨きをする習慣を身に着けましょう。
・定期的に検診を受ける
子どもの口の中は、発達段階にあり、成長とともに変化していきます。そこで定期健診では、むし歯の有無、歯並び・かみ合わせ状態のチェック、歯みがき指導、食生活指導、歯のクリーニング、むし歯予防のシーラント・フッ素塗布などを行います。
生え替わったばかりの歯は、磨きにくいものです。歯ブラシの持ち方や当て方、デンタルフロスなどのアイテムの使い方も含めて、一人一人に合った適切なセルフケア方法を指導します。
フッ素を取り込みやすい乳歯や生えたばかりの永久歯は、歯科医院でしか塗れない濃度の高いフッ素塗布を、定期的に塗布する事も効果的です。
定期健診は、むし歯の治療本数、歯みがき状態、永久歯の生え変わりなど、お口の状態に応じて定期的に検診に行くことをお勧めします。
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