

コラム2021年4月20日

歯科治療において、正確な診査・診断を行う上で、CT・レントゲン撮影は非常に重要です。
とはいえ、被爆量を心配される方も少なくありません。ここでは、歯科用レントゲンやCT撮影による被曝量についてご説明します。
歯科など医療用のレントゲン撮影で用いられているX線と呼ばれる放射線は、レントゲン撮影以外でも、自然界には放射線は存在するため、日常生活の中で食物や地面などから私たちは微量ながら放射線を受けています。
その量は、日本では年間約1.5ミリシーベルトです。外国では10ミリシーベルトというところもあり、世界の平均では2.4ミリシーベルトです。
また胃のX線精密検査では、0.6ミリシーベルト
胸部のX線集団検診では0.05ミリシーベルトです。
歯科のレントゲン写真を1枚撮って浴びる放射線量です。
・パノラマ: 0.03 ミリシーベルト
・デンタル: 0.01 ミリシーベルト
・歯科用CT: 0.1 ミリシーベルト
年間に私たちが自然界から浴びる放射線量に比べ、歯科のレントゲン撮影の放射線量は100分の1程と、とても微量です。歯科のレントゲン撮影での放射線量が、いかに少ないかということがわかります。その為、歯科のレントゲン撮影での被曝量は、人体に問題を起こすレベルではないと言えます。
また、レントゲンを撮る際には、ずっしりとした防護服やエプロンを着用します。これはレントゲン防護服やX線防護服と呼ばれ、特殊な加工を施してあり、放射線源(放射性物質)の透過を緩和し、、防護服を着ることでより身体への影響を減らすことができるのです。
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市ヶ谷駅からすぐ、四ツ谷駅からもアクセス可能なおざわ歯科医院
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