お知らせ・コラム

ポカン口①

日常的に「口をポカンと開けている」ことが多いお子さんは、口唇を閉じる力が弱く(口唇閉鎖不全)、無意識に口呼吸をしている事が考えられます。

口呼吸が続いてしまうと様々な問題が起こります。

・虫歯にかかりやすくなる

口で呼吸をしていると、唾液が乾いてしまいます。唾液には殺菌作用や、お口の中をきれいにする自浄作用などがありますが、口の中の唾液が少ないと、その機能がうまく働かず、増えすぎた細菌によって虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

・歯並びが悪くなる

歯並びというのは、舌が正しい位置(上顎にぴったりくっついている状態)にあることで綺麗に並んでいきます。

口呼吸をしていると、上あごが出っ歯になって、下顎が小さいというような特有の顔つきになっていくことがあります。

・食べる時のくちゃくちゃ音

唇がうまく閉じられない子どもは、食事の時にも「あまり噛めない」、「くちゃくちゃ音を立てて食べる」などの食べ方がみられがちです。

・風邪をひきやすくなる

鼻呼吸の場合、鼻毛や粘液が外から侵入したホコリ、ウイルスなどをキャッチするフィルターの役割をします。ところが口呼吸の場合にはそのようなフィルターがないため、喉に直接ホコリやウイルスがついてしまいますので、風邪をひくリスクが高くなります。

その他にも、口呼吸で口の中が乾くと、細菌が増えすぎてしまうため、口臭が出やすくなったりします。唾液はお口の粘膜を保護する役割もありますが、口呼吸で口の中が乾燥すると口の中の粘膜が傷つきやすくなり、また細菌も増えてしまいやすいため、口内炎のリスクが高まります。

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