

コラム2022年5月13日
バイオフィルムの特徴は、表面にくっつく性質が強く簡単には剥がれないです。
歯垢は食後の歯みがきで取り除くことができますが、膜のようになって歯に付着しているバイオフィルムの状態になると、歯科医院での専用の器具ではないと取り除くのが難しくなります。
また、一度形成されると抗菌性の薬剤も浸透しにくくなります。
抗菌薬は口の中に浮遊している細菌を殺菌する効果はあっても、へばりついたバイオフィルムの中に浸透した内部の細菌を十分に殺菌することは出来ません。 抗菌薬を使ってもバイオフィルムの殺菌は難しいです。
またバイオフィルム内で作られた毒素が歯周病を誘発すると言われています。虫歯菌や歯周病菌は、単独ではそこまで悪さをすることができませんが、集合することで力を発揮します。
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