

コラム2023年10月19日
ステイン(着色汚れ)は、お茶やコーヒーに含まれる色素やタバコのヤニなどが、歯の表面に付着してできる、歯の汚れです。毎日歯みがきをしていても、長い年月の間に少しずつステインは歯に付着して蓄積し、黄ばんだりくすんだりしていきます。時間の経過とともに歯に固着し、落ちにくくなります。
歯のエナメル質の表面は、ペリクルという薄い膜で覆われています。この膜に、紅茶、緑茶、コーヒーに含まれるタンニンやタバコのヤニなどが付着してステインになります。
一度ついてしまったステインは、水に溶けないため、水で口をすすぐ程度では簡単には落ちません。とくにコーヒーやお茶、赤ワイン、チョコレートなどのポリフェノールやタンニンが多く含まれる食べ物はステインが歯につきやすいため、これらの食べ物や飲み物の摂取が多いと歯が黄ばみやすくなります。
付いてしまったステインは、歯科医院で専用の機械を使ってお掃除する必要があります。
皆さんがお使いになっている一般的な歯磨き粉には研磨剤が入っています。 研磨材は歯の表面に付いた着色を削り落とし、歯の着色を防ぐことに役立っています。
普段の歯磨きで着色を予防して、それでも付いてしまう着色は定期的にクリーニングを行うことで落とせます。歯科医院でのクリーニングは、歯を綺麗に保つことができ、口腔内の健康管理にもなります。
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