

コラム2022年3月18日
今回は、口臭の原因となる主な病気について詳しくお話ししていきます。
・歯周病
歯周病を引き起こす主な原因はプラークでその約70%は細菌です。
毎日の口腔ケアが不十分でプラークが残ってしまうと徐々に厚みを増してきます。その影響で歯肉に炎症が起きます。歯肉がぶよぶよと赤く腫れ、歯ブラシの際出血するようになり、さらに悪化すると膿が出てきたり、骨が溶け歯がぐらついてきたりします。そして口臭も酷くなってきます。
・虫歯
虫歯は独特の臭いを持っています。歯磨きがうまく出来ず、食べかすや虫歯菌が、虫歯の穴の中にたまると、臭いがきつくなってきます。小さな虫歯で口臭が強まることはありません。
・唾液の減少
唾液は口臭予防にとても大切です。
唾液の分泌が少なくなると、口の中が乾燥して口臭が強くなったりしやすくなります。
薬物の副作用で分泌が抑制される事もあります。
口臭の90%以上は口の中に原因がありますが、次に多いのが、副鼻腔炎、鼻炎、扁桃炎症、咽喉頭癌などの鼻やのどの病気でそれらが原因で口臭が発生する事があります。
次回は対策や改善方法についてお話しします。
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