

コラム2020年10月10日
今回は、二次カリエスの対策法をお話ししていきたいと思います。
①プラークを除去する
虫歯の原因は歯に付着するプラーク内の虫歯菌にあります。
歯と治療した部分の間には段差ができます。そこはどうしてもプラークが溜まりやすい状態ですので、治療した部分は特に入念に磨き、プラークを徹底的に除去しましょう。
また、食生活でも糖分を取りすぎない、間食を避けるなど、歯垢をためない生活を心がけましょう。
② 劣化しにくい素材を選ぶ
補綴治療に使用する材料選びも二次カリエス予防には重要なことです。虫歯の保険治療で用いられるプラスチックや銀歯には、歯垢が付きやすいという特徴があります。一方、保険外にはなりますが、補綴素材にセラミックを使用した場合、歯との馴染みもよく、歯垢がつきにくいだけではなく、汚れを除去しやすく劣化しにくいといったメリットがあります。
③ 歯科医院で定期検診を受ける
歯科医院を受診するまで虫歯に気が付かない方は多いものですが、特に二次カリエスはご自身では見つけにくい場所に発生しやすい傾向にあります。
また、どんなにブラッシングを丁寧に行っても磨き残しは発生してしまいます。
特に症状がなくても定期検診を受ける事で、異常をいち早く見つけ、軽いうちに対処ができます。
初期虫歯であれば、適切なプラークコントロールにより歯の修復を促すことが可能な場合もあります。定期的に歯科医院を受診して、虫歯の早期発見につなげるとともに、普段の歯磨きでは取りきれない汚れを落として、二次カリエスを予防することが可能になります。
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