

コラム2021年9月24日

50代の45%は根面う蝕があるといわれています。根面う蝕とは、加齢などの影響で歯ぐきが下がり、歯の根の部分(根面)が露出したところにできる虫歯です。特に歯の根元は酸に対する抵抗力が弱いため、非常に虫歯になりやすい部分です。また進行も早いため、歯を失うリスクが高い虫歯です。
歯の構造は、硬いエナメル質と、その下の軟らかい象牙質の大きく二つの層にわけられます。歯ぐきが健康な状態にあって露出している部分はエナメル質に覆われています。エナメル質はカルシウム等の無機質が96%を占めており、とても硬い材質です。
一方象牙質は、弱い酸性度で脱灰するとされています。容易に酸に侵されやすいうえ、脱灰の時間が長いため、う蝕のリスクが高まります。
硬さはエナメル質に比べて約4分の1未満といわれています。
本来歯ぐきに埋まっている部分にはエナメル質はなく、歯ぐきが下がって根元が露出してくると、象牙質がむき出しになります。
むし歯と同じように根面う蝕の予防も歯磨きが基本です。とはいえ、日常的に力を入れすぎて磨いていると、かえって歯肉を痛め歯肉が下がる原因となります。歯肉を傷つけない、優しくていねいな磨き方や、専用の歯磨き粉や洗口液を使うなど方法がありますので、当院にご相談ください。
次回は根面が露出した口腔内のう蝕予防におすすめの歯磨き粉を紹介します。
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